【2024/搭乗記】良し悪しは人による!私は最高だった日系LCCのZIPAIR

zipairの搭乗記です。

私が搭乗したのは ロサンゼルス→東京 線。

個人的には120点の評価ですが、海外旅行にたまにしか行かない方や規定を読めない方、サービスを求める方にはおすすめできません。
理由と共に体験記を記しますので是非ご一読ください。

フライト情報

機材:ボーイング787-8型

フライト時間:

利用クラス:エコノミー

特徴

zipairは、日本の格安航空会社であり、日本航空(JAL)の子会社です。主に日本からアジア太平洋地域への長距離路線を運航しています。安価な料金で、手頃な価格で高品質のサービスを提供することが特徴です。

また、その他の特徴を更に細分化し、下記の5項目にてご説明します。

抜群のコストパフォーマンス

zipairは手頃な価格で高品質のサービスを提供しており、予算を抑えながら快適な旅行を実現できます。

アメリカ本土やホノルルへも片道運賃50000円以下での移動が可能です。また、燃油サーチャージも別途追加とならないので燃油高騰化している今、本当にお得感があります!

zipair公式ホームページ参照

サンノゼにも就航!オフビートな(メジャーではない)目的地

zipairは主要な都市だけでなく、オフビートな(メジャーではない)目的地への就航も積極的に行っており、新しい旅の発見が期待できます。

現在(2024年6月現在)の東京発の就航都市はこちら

ソウル/マニラ/バンコク/シンガポール/ホノルル/バンクーバー/サンフランシスコ/サンノゼ/ロサンゼルス

ホノルルは観光客メインかと思いますが、その他の都市、特にサンノゼ等はANAとzipairのみです。

観光客以外にも、現地在住者や仕事で行く人にも便利な航空会社です。

カスタマイズ可能!必要な分だけ購入するサービス

旅行者のニーズに合わせて、様々なサービスやオプションを購入可能です。

個々の好みをカスタマイズすることで、最大限に楽しめます。

機内サービスは追って写真を載せるのでそちらをご覧ください。

モダンで快適な機内環境

zipairの機内はシンプル且つモダンで快適な設備が整っており、長時間のフライトも快適に過ごせます。

座席幅もLCCだからといい、特別狭いわけでもなく、過ごしやすいです。

エコノミー座席

座席幅は身長160cmぽっちゃりでこんな感じ

画面がない代わりに携帯おきやドリンクホルダー、充電器等があることがありがたかったです。

※写真撮り忘れましたが、USBポートあります。

フルフラット(ビジネス相当)座席

環境に配慮した取り組み

zipairは環境に配慮し、持続可能な旅行を促進するために様々な取り組みを行っています。

時代に合ったエアラインを目指して。ZIPAIRが取り組む5つのこと

こちらのリンクを是非ご覧ください。

ZIPAIRは、就航当初から機内で使用する製品の脱プラスチック化を目指し、機内食容器は紙製、機内食を運ぶドロワーは再生プラスチック製のものを採用していたり、タンパク質クライシス」と「食品ロス」を目的とした「コオロギパウダー」を利用した機内食など、他の航空会社ではないサービスを提供しています。

だからと言って、コウロギパウダーの機内食が食べたいかは、微妙なところですよね(笑)

チェックイン方法

zipairは現在下記の通りのチェックイン方法です。

ビジネスクラス相当のフルフラットシート利用時もエコノミー座席と同じ列に並ぶことになるので座席クラスあげてるから締切ギリギリに行ったらエコノミーと同じ列で列が混みすぎてて乗れなかったとならないようご注意ください。

zipair公式ホームページ参照

カウンターチェックイン

ご搭乗の3時間前から1時間前までに空港カウンターにて、チェックインが必要です。締切時刻を過ぎるとご搭乗いただけません。

また、モバイルチェックインをした場合はカウンターチェックインは不要です。

自動チェックイン機

成田空港発の一部のフライトで自動チェックイン機を利用が可能とのことです。

利用可否については当日ZIPAIR地上係員へ伺う必要があるようなので、使えたらラッキーというくらいなところですかね。

モバイルチェックイン

出発の24時間前より、スマートフォンおよびタブレット端末にてチェックインが可能。モバイルチェックイン対象の場合は案内のメールまたは予約詳細画面より実施できます。

現在のモバイルチェックイン対象路線は下記の通りです。

ソウル線:往復可能

マニラ線:日本発のみ可能

バンコク線:往復可能

シンガポール線:日本発のみ可能

バンクーバー線:バンクーバーのみ可能

上記以外のフライトはカウンターチェックインが必要です。

全てのチェックインに共通!受託手荷物締切時間

出発の1時間前までに必ずチェックインカウンターまたは自動手荷物預入機でお預けくださいとのホームページ記載になっています。締切時刻を過ぎると手荷物はお預けいただくことができず、これを知らず預けられなかった方も時々いらっしゃるようなのでご注意ください。

機内サービス

実際のメニュー一覧

私が機内でスクリーンショットを撮った時に売り切れていたものは表示がされないですが、実際の画面です。

機内食は予約した方が確実ですが、予約購入しなかった場合も比較的良心価格でカップラーメン等の購入が可能です。

Screenshot

発着路線によっては機内購入がお得!

アメリカ路線利用時は確実に水も含めて機内で購入した方がお得です。

水は機内にて1本250円と高く感じますが、アメリカの空港で購入すると円安も加味して1本500円はしますので、事前に情報収集して賢く利用することが旅で無駄払いしないポイントかなと思います。

ちなみに、購入方法はとっても簡単!

機内にあるQRを読み込み、注文。

支払い方法はクレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)のみで現金取扱不可です。

数少ないけど映画も見られる!

上記QR内に映画もあります。

でも期待するほど沢山はないので、好みがあったらラッキー!くらいではないでしょうか。

 

フライト情報

先程ご紹介したQRより閲覧可能でした。

全体図も見れるし

拡大図も!

これは機能としてないLCCも多いですが、後どのくらいか、今どこら辺か見れたら楽しいですよね!!

【必見】zipairに向いている人と向いていない人

⚪︎向いている人

シンプルに、旅慣れた方バックパッカー海外在住者です。

最低限移動手段として利用して、追加購入、規定の確認、何かあっても全て自己責任で航空会社はどうにもしてくれないという考えが旅行のスタンダードとしてある人は是非zipairを利用しましょう。

旅慣れていたり、海外在住でスタッフが日本のように手厚くない環境で生活して、人やサービスに期待していない場合は上手く利用できるでしょう。

×向いていない人(旅行会社勤務時の愚痴含む、辛口コメント)

・日系のサービスを求める人

→日系のサービス求めるならきちんとお金払って日系レガシー(JAL/ANA)へご搭乗ください。あとはシンガポール航空。

zipairは日系LCCです。日系だからといってフルサービスキャリアと同じようにサービスを求めたら航空会社に失礼です。

・スケジュール変更や欠航を仕方ないと思えない人

→現地での予定や到着地で別の航空会社に乗継予定で接続便に乗れず航空券が無駄になった上に買い直しが必要等、そんな事情、LCCの航空会社には関係ないです。

たまに凄い勢いでブチギレて責任とれとか、金払えとか言ってくる人いるんですよね。多分、航空会社も旅行会社も「あなたの常識が違います」とか「無知なだけですよね」とか「確認不足ですよね」とか「LCCですから」とか言いたいです。

ええ。いつもとってもとってもいいたいです。

こういう人はそもそもLCC選ばない方がいいです。

・電子機器使いこなせない人

zipairは機内にて自分の携帯端末にQRコードを読み込ませて全ての操作をします。

電子機器を使いこなすことができないと機内サービスを利用することができず、操作方法をCAへ伺ったところ、案内の紙を見せられて終わったとのクレームを受けたことがあります。

LCCはそういうのも込みで自分で行うことが前提です。

自信がないのであればLCC以外を選択しましょう。

不測の事態を仕方ないと思わず、イライラしたりクレームを言いたくなる人はお勧めできません!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

向かない方の例をあえて多く並べるのは、円安の今の時代、安い航空券もサービスを求める人が多い気がします。

考え方によっては【安かろう=悪かろう】になりかねないですが、少し思考を変えたり、事前知識があれば嫌な思いをせずに済むかもしれません。

ちなみに、2ヶ月で40回飛行機に乗ったバックパッカーからすると、日系lccのzipairは最高でした!

最後に、こんな考えに変換しよう!

ロストバケーション(荷物が届かなかった)→LCCだから仕方がない

フライトスケジュールの変更・欠航→LCCだから仕方がない

座席も含めて多くのことが融通が効かない→LCCだから仕方がない

CAのサービスが悪い→LCCだから仕方がない

規定が色々な種類があってわかりにくい→LCCだから仕方がない

時間通りに出発・到着できた→ラッキー!

機内食美味しかった!→ラッキー!

CAさん親切だった→ラッキー!

旅慣れていたり、海外在住者は予定通りに進まないことを「そんなもの」と軽く捉える方が多い気がします。

時間に余裕があり、軽い気持ちでいられるなら、料金も安く移動ができてとてもオススメの航空会社です。