ボリビアのポトシ県、ウユニ塩湖の近くにある町は「ウユニ」はウユニ塩湖へのアクセス拠点として知られており、人生で一度、行ってみたい観光地。
標高は約3,656メートル、約10,582平方キロメートルに及ぶ広大な塩湖を見るために多くの人が「ウユニ」へ訪れます。
そんな日本の裏側にある秘境に行くことが夢だった人も多いはず。
でも、現実は楽しいことばかりではなく、今これを調べているということは具合悪いですよね。
大丈夫ですか?異国の地、しかも秘境での病院。不安ですよね。
少しでも早く改善しますように。
私もウユニで高山病と食中毒になり、ウユニ塩湖のサンライズツアーで綺麗な鏡ばりの場所に胃液しか出なくなるくらい嘔吐し、病院へ行きました。
初めは躊躇していましたが、行って良かったのでご紹介します。
私の場合の症状
ウユニの到着日の日が暮れてから突然気持ち悪くなり、吐くものがなくなっても嗚咽が止まらず、39度の熱がでて、震えが止まらなくなりました。
ウユニ到着の数日前に行ったペルーのレインボーマウンテン(標高およそ5200m)で具合が悪くなり、下山して治ったと思いきや、クスコからラパスの極寒夜行バスで体調崩し、具合悪い中更にラパスーウユニ間の夜行バスに乗車し早朝から行動して、明からに生焼けっぽいところもあった**アルパカのバーベキュー**を食べたところその日の夜にはだんだん気持ちが悪くなってきて嘔吐が止まらなくなりました。
一晩震えながら発熱と吐きすぎて何も出なくなっても止まらない嗚咽と戦いながら過ごし、
翌朝に星空とサンライズツアーを予約していたので、熱の中、吐きながら行ったところ具合が悪化してしまったので病院へ行くことを決意しました。(1人参加でツアー同乗者は居なく、当日スタッフの人に行かないほうがいい?と聞いたら「熱あってもいけるなら行こう」と言ってくれたので参加しました)
現地での救急病院はここ一択!!
ホテルのスタッフにもツアー会社の人にも、運転手の人にも勧められた病院はこちら。
中心地にもうひとつ病院がありますが、**こっちに行くべき!**とのことで
ツアー会社の方が予約していた2泊3日のツアーを翌日出発に手数料なしで変更してくれた上に
病院へ電話して、タクシーも電話して呼んでくれました;;
(ほだかツアーの受付にいるおばあちゃん;;本当にありがとう;;)
(今の人生でもう一度ウユニへ行くことがあったら必ずほだかツアーを利用します;;)
病院までの移動の時間と料金
車4分、徒歩15分ほど。
タクシーは料金の基準はわかりませんが10ボリビアーノ(日本円で200円ほど/2024年8月)でした。
病院到着後の流れ
病院の外観はこちら
入口は一箇所なので迷うことはないと思います。
入口に対応時間の記載がありました。
今回は救急外来でお世話になりました。
お部屋はこちらです。
血中酸素濃度が下がっていたようですぐに酸素をつけられて、点滴をしました。
酸素は鼻に入れるタイプ。もう本当に辛かった。
点滴してひと寝したらだいぶ楽になったので薬をもらって帰りました。
言語は?
言語はスペイン語で日本語、英語は伝わりませんでした。
私はスペイン語を話すことができないのでGoogle翻訳を通して会話をしましたが
翻訳でわかりにくいところは何度も伝え方を変えて伝えようとしてくれて、
先生も看護師さんもとても親切で感動しました。
でも、Google翻訳なかったらどうすればいいのか、なんと言ってるのか全くわからなかったのでGoogle翻訳とWIFI(電波)は必須です。
気になる料金は
ボリビアーノでの料金は失念しましたが、処方箋も含め、4万円未満ですみました。
海外旅行保険に加入している場合
旅行会社店頭にて海外旅行保険に加入している場合、提携病院のリストを予め渡される場合がほとんどかと思います。
また、オンラインでの加入の場合は契約時や保険会社に提携病院のリストがあるかと思いますが、
ほとんどの場合、ボリビアのウユニは対象外かと思います。
その場合、お金を全額立て替える必要と保険会社申請書類を医師に記載してもらう必要があるかと思います。
保険会社によって異なるので必ずご自身のご加入された保険に確認していただきたいところですが、
保険会社によって、医師に記載してもらう診断書のフォーマットが指定の場合があります。
これを忘れると保険金支払い対象にならないこともあり、事前確認が必須です。
この病院ではPDFを送って印刷はしてくれなかったので、もし、日本から持ち合わせていない場合はホテルのフロント等で印刷をお願いして、専用のフォーマットを持参しましょう。
この一手間を忘れ日本に帰宅した場合、最悪保険会社からの返金がない場合があるのでご注意ください。
海外旅行保険を使って病院へ行く流れのまとめ
- ウユニに提携病院があるか保険会社へ確認
- 保険会社の専用フォーマットがあるか確認
- 専用フォーマットがある場合はホテルで予め印刷してもらって持参
- 診察後その場でドクターに書いてもらう
- 支払い領収書をなくさず保管して帰国
- 帰国後保険会社へ電話して経緯を伝えて保険申請
保険会社への連絡は現地からも可能ですが、現地ですとボリビアに保険会社の海外拠点を置いている保険会社は少なく、国際電話になる上に多分、上記の流れで言われると思うので不毛な国際電話料金の支払いを生むだけになるので保険会社への電話連絡は帰国してからでも大丈夫な場合がほとんどです。(※一応私、海外旅行保険の販売資格保持者です)
診断書は他言語でも問題なし
診断書は日本語でなくとも大丈夫です。
今回はスペイン語でしたが、無事保険金はおりました。
翻訳して見てみると、私食中毒と高山病ですって。こわいこわい
処方箋は院内で受け取り
病院内でそのまま処方箋もくれます。
支払いは病院と別でした。
薬を沢山ゲットして帰宅
まとめ
この病院を紹介してくれた穂高ツアーのおばあちゃんからドクター、看護師と全員温かく、とても親切でした。
今回特にあってよかったと感じたのはGoogle翻訳です。
もし、電波が不安な方はポケトークなどを持参していたら、尚安心なのかなあと思います。
もし、これを具合が悪く、困って、検索して病院を探しているのであれば、間違いなくこの病院へ行ってください。
1分1秒でも早く体調が良くなりますように。